特集 自律しながら支え合う!私たちのスタッフ教育
【訪問看護アセスメント・プロトコル】
暗黙の経験知に基づいてアセスメントの道筋をたどる“地図”
山内 豊明
1
1名古屋大学医学部基礎看護学講座
pp.386
発行日 2011年5月15日
Published Date 2011/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101873
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このたび、非常に有意義なプロジェクトに携わらせていただきました。暗黙の経験知を「見える化(可視化)」する作業は、非常に難儀なものでした。それは、いつも散策している所を地図化するようなことです。無意識に正しく散策している者にとっては、この作業はかえって面倒なことです。しかしこの作業によって、だれでも安心して正しく進むことができるようになったのです。
病院のようにいつも誰かが近くにいる場合は、ガイドさんと一緒に歩くようなものでしょう。しかし訪問看護という活動はたいていが独りで実践に出かけます。そのような場面でこそ正しくわかりやすい“地図”が必要なのです。
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