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次号予告・編集後記
小池
,
栗原
pp.376
発行日 2018年5月15日
Published Date 2018/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200933
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「食べることと排泄、この2つが“暮らし”の鍵だ」。印象に残ったある訪問看護師さんの言葉です。以降、そこには関心を向けており、今回もそれが表出したような特集となりました。管理栄養士さんとの連携が図れているところはまだ少ないようですが、取り組んでいる方々には確かな手応えがあるよう。どうすればさらに広がるか。もう何段階か、考えることがありそうです。●今回、初めて管理栄養士さんの訪問に同行させていただきました。志ある訪問看護師・ケアマネジャーの方々の視点はまったく一緒。相手の「暮らし」を中心に、サポートの方法を考えていらっしゃいました(詳しくは記事を!)。…小池
今年で15歳になる猫を飼っています。5年前にリンパ腫と診断されて以来、外来で抗がん剤治療中ですが、この春ごはんが食べられなくなってしまいました。どうやら感染性胃腸炎だったらしいのですが、「まだ体力もあるしがんばれる」というかかりつけの獣医師の判断で、経鼻胃管が入り流動食に。猫缶をミキサーにかけては日に4回注入を続け、1か月ほどで通常のカリカリごはんが食べられるようになりました。気がつけば桜も終わっていて、1歳半の子どもは猫の名前を呼べるようになっていました。めんどくさそうな顔でしっぽを振って返事をしている姿に、ほっと安堵の溜息です。口から食べられるってすばらしいですね。…栗原
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