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次号予告・編集後記
青木
,
小池
,
栗原
pp.74
発行日 2019年1月15日
Published Date 2019/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201109
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成人の学習の特徴として正しいのはどれか—。2013年、第102回看護師国試で出題された問いです。アンドラゴジーと称されるこの領域の研究や応用が看護基礎教育で進み、学生がそれに触れる機会ができた一方、日常業務に追われる当事者年代に届いてないなあと歯がゆく思っていました。ただ、いざ火がつけば在宅ケア者のバイタリティこそ学びの燃料に最適だと、多くの出会いから感じてます。訪問看護師が核となってスタートとした大人向けの学び場も、村松静子さんのメッセンジャーナース認定協会、秋山正子さんの30年後の医療の姿を考える会など、今号で紹介できた場だけでなく全国に多数あります。皆さんの心が動くきっかけがお届けできたら本望です。…青木
アンチエイジング。この言葉には「老いは、遅らせ、遠ざけるべきもの」という思いが暗に示されていると感じます。服部先生の著書『生涯人間発達論』はそうした発想とは距離をとり、人生は常に発達の過程にあるとし、老いもその一過程ととらえます。同著者による新連載『50歳からの人生行路』は、アンチエイジング的発想が強まった今こそ読まれてほしいものです。…小池
今号からカラーページを増やし、表紙と一部の誌面デザインを新しくしました。そこでデザイナーさんから問われたのは「『訪問看護と介護』とは何か」。誰に、どんな内容を、どんなふうに届ける雑誌なのか。読者にどんな価値を提供できる専門誌なのか。編集室の答えは……誌面から伝わることを祈りつつ、新デザインのご感想お待ちしております!…栗原
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