連載 認知症の人とその家族から学んだこと—「……かもしれない」という、かかわりの歳月のなかで・第8回
老人の潜在能力(capability)に思うこと
中島 紀惠子
1,2
1新潟県立看護大学
2北海道医療大学
pp.938-939
発行日 2017年12月15日
Published Date 2017/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200834
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「高齢者」と「老人」は同義語といわれることが多いが、言葉に宿っているものまでもが同じとはいえないだろう。「高齢者」が社会としてあるべきことや、するべきことを伝えやすいのに対して、「老人」は個別の経験から普遍的なことを語る世界に馴染みやすい。本稿では、あえてこの2つの言葉を1つにせずに使わせていただくことにする。
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