鏡下咡語
老人保健施設長になって思う
酒井 俊一
1
1香川医科大学
pp.586-587
発行日 1998年8月20日
Published Date 1998/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411901844
- 有料閲覧
- 文献概要
私は平成7年3月に香川医科大学を停年退官し,その後サイドワークとして広島県沼隈郡に所在する「老人保健施設ぬまくま」の施設長をさせていただいている。不案内な仕事であるため,いろいろ戸惑いながらも1年が経過した。老健施設の管理は富山の水越鉄理先生が先輩で,私も資料を送って頂くなど御教示を受けたことがある。
自分の年齢による変化もあるが,従来は耳鼻咽喉科という範囲で物を見ていた頃とは異なり,医師として,管理者として,老人社会の御意見番として,多少の認識をもつことができた。老人の一人言として聞き流していただけば幸いである。
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.