連載 訪問看護実践と成果のつながりを可視化するために—日本語版オマハシステムの開発に向けて・第15回
訪問看護サービスの質をオマハシステムで説明する
長江 弘子
1,2
1オマハシステム研究会
2東京女子医科大学看護学部
pp.792-795
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200799
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内容や方法が多岐にわたる訪問看護の質評価
皆さんは訪問看護の質評価というと何を思い浮かべますか? すぐに思いつくのは「利用者満足度評価」でしょうか。あるいは、第三者による「事業所評価」や「業務実績・経営状態の評価」でしょうか。また、管理者が行なう「事業所自己評価」、スタッフが行なう「訪問看護実践における自己評価」も考えられます。
これらは評価者や方法による違いこそありますが、どれも訪問看護サービスを評価する指標となることは間違いありません。しかし何を評価しているのか、何と比べて「よい、悪い」と判断するのか、何を評価基準にするのかによって、結果が変わってきます。
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