連載 訪問看護実践と成果のつながりを可視化するために—日本語版オマハシステムの開発に向けて・第8回
オマハシステムジャパン設立記念講演会と日本版オマハシステム体験セミナーを開催して
渡邉 賢治
1,2
,
小池 愛弓
1,2
,
長江 弘子
1,2
1オマハシステム研究会
2東京女子医科大学老年看護学
pp.66-71
発行日 2017年1月15日
Published Date 2017/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200620
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日本版オマハシステム開発の意義
2016年9月7日(水)、東京・田町の東京工業大学キャンパスイノベーションセンターに、米国ネブラスカ州オマハ市よりオマハシステムの開発者であるKaren Martin氏(以下、Karen M)をお招きし、一般社団法人オマハシステムジャパン(以下、OSJ)設立記念講演会、ならびに日本版オマハシステム体験セミナーを開催しました。
Karen Mの来日には、OSJにとって重要な目的がありました。それは、Karen Mとオマハシステムの翻訳や日本国内での普及についての契約事項に合意し、日本で新しい日本版を作成するうえでの留意事項を取り決めることでした。セミナーの前日に、めでたくKaren Mと契約を取り交わすことができました(写真1)。これによって、OSJは日本で唯一「オマハシステムの翻訳」を手掛けることのできる法人となりました。
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