連載 訪問看護実践と成果のつながりを可視化するために—日本語版オマハシステムの開発に向けて・第11回
オマハシステムを用いた研究の動向をとらえる
渡邉 賢治
1,2
,
小池 愛弓
1,2
,
坂井 志麻
1,2
,
原沢 のぞみ
1,2
,
長江 弘子
1,2
1オマハシステム研究会
2東京女子医科大学老年看護学
pp.326-331
発行日 2017年4月15日
Published Date 2017/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200682
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今回はオマハシステムに関する海外の動向をご紹介したいと思います。2012年に発表されたシステマティックレビュー*1によれば、「利用者のアウトカム」を明らかにする調査を中心に、オマハシステムに関する報告は増加傾向にあります(図1・2)。世界各地でさまざまな実践家、研究者たちが報告してきたオマハシステムのありようはどのような姿なのか。そして、オマハシステムの将来像はどのように描かれているのか。いくつかの調査結果を紹介しながら、俯瞰的にオマハシステムの“今”をとらえてみたいと思います。
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