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次号予告・編集後記
小林
,
栗原
pp.1054
発行日 2015年12月15日
Published Date 2015/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200352
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今号の特集は、東京訪問看護ステーション協議会による訪問看護体験研修が10年以上継続されてきているというお話から始まりました。研修委員の方々が有志のもと土・日を費やすなどしても、この取り組みを継続されてきた慧眼とご尽力には頭が下がります。
また、今号にて「これって急変?part2」「一器多用」の2つの連載が最終回を迎えました。いずれの連載も読者のために毎回内容を練り上げていただき、ゆるみなくご継続いただきましたことに心より御礼申し上げます。…小林
「しょうがい」にはいろいろな書き方があります。「障害」「障碍」は昔からありましたが、ネガティブな意味の害や碍という字を避ける「障がい」が、弊誌では少し前から多くなっているようです。
インタビューに登場いただいた認定NPO法人フローレンスさんは、「障害」といいます。これは、「その人に」心身の不具合があることではなく、「社会の側に」物理的・制度的な問題があることを指しているからだそう。
訪問看護もまた、社会の側の「障害」によって、その人らしい生き方を阻害されている人を支援する仕事。その方法はいろいろあるし、必要なものがなかったら新しく作ればいい。そんな考え方もまた、訪問看護師とフローレンスさんの共通点かもしれません。…栗原
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