特集 Buurtzorg(ビュートゾルフ)との邂逅―何を学び、どう活かすか
Buurtzorg解体新書
堀田 聰子
1,2
1労働政策研究・研修機構
2ビュートゾルフ
pp.440-448
発行日 2014年6月15日
Published Date 2014/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102807
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オランダの小さな町で「地域ナース」が仲間とともに起業した在宅ケア組織が、いま世界の注目を集めています。
1チーム・4人から始めた組織が、わずか7年でオランダ全土約750チーム・従業員約8000人に。利用者は年間約6万人で、今やオランダの在宅ケアの6割以上を担っています。利用者満足度はオランダトップ! 従業員満足度も高く最優秀雇用者賞を連続受賞。就職を希望する看護師が引きも切らないといいます。これを、ほかの在宅ケア組織の約半分のコストで実現しているとあって、オランダ政府はもちろん、高齢化に直面して持続可能なケアのあり方を模索する各国からも熱い関心が寄せられています。
質の高いケアと経営効率を両立し、利用者にも専門職にも選ばれるビュートゾルフ。その秘訣はどこにあるのか、徹底解剖しました。
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