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連載 古典あれこれ
杉田玄白の『解体新書』と第4の耳小骨の謎
原 稔
1
Minoru Hara
1
1神尾記念病院附属聴覚クリニック
キーワード:
耳小骨
,
解体新書
,
ターヘル・アナトミア
Keyword:
耳小骨
,
解体新書
,
ターヘル・アナトミア
pp.432-436
発行日 2023年4月1日
Published Date 2023/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000000534
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はじめに
耳鼻咽喉科医であれば「耳小骨は3つ」というのは周知の事実。「ツチ,キヌタ,アブミ......」と呪文のごとく唱えて覚えた耳小骨が3つであることは,自分が医者になった時から,いやそのずっと前から,地球は太陽の周りを廻っていること,と同じくらい当たり前の事実ではないだろうか? 今回の話題は,あれ? ひょっとしたら耳小骨は4つあるのではなかろうか? と疑いたくなってしまうような内容である(注:3つであるという事実は変わらない)。

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