特集 Buurtzorg(ビュートゾルフ)との邂逅―何を学び、どう活かすか
Buurtzorgとの違いに学んだ今日本で取り組むべきこと―訪問看護団体として視察して
宮崎 和加子
1
1全国訪問看護事業協会
pp.454-458
発行日 2014年6月15日
Published Date 2014/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102809
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「なぜオランダのBuurtzorg(ビュートゾルフ)を視察に行ったか」と問われたら、その答えはこうです。まず、❶日本の訪問看護の今後の発展・推進を展望するには「世界的な視野」が必要だということ。そこで、日本の訪問看護事業の団体である当協会の役員が、自ら視察し自ら勉強しながら今後の方向性を考えていこうと「海外視察」を計画しました。では、「どの国に行くか」を検討した結果、❷世界中から注目され、日本でもさまざまに紹介されているビュートゾルフが「実は訪問看護事業である」ことから、行き先をオランダに決めました。日本の当事者である私たちが現地で学び、正確に理解して「日本に応用できることはしていこう」ということになったのです。
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