特集 住まいで医療も最期まで いろんなかたちの「24時間」
6つのクリニックをネットワーク化しての24時間対応―在宅療養支援診療所の立場から
佐々木 淳
1
1医療法人社団悠翔会
pp.135-140
発行日 2013年2月15日
Published Date 2013/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102429
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医療法人社団悠翔会(以下、当法人)は、東京23区および埼玉県南部に6つのクリニックを開設している。いずれも在宅療養支援診療所であり、創業から6年で延べ4000人の患者さんの在宅医学管理をお任せいただいてきた。
当法人では、6つのクリニックをネットワーク化しての24時間緊急対応に取り組んでいる。主治医に限定しての24時間365日の対応には限界があるが、医師同士で互いにカバーし合い、夜間・休日対応をシステム化することで、いつでも迅速かつ確実に対応する試みである。2011年度には、法人全体で約5900件の電話再診、約2800件の予定外診療に対応した。
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