グラフ
小児の在宅療養を支える―子ども在宅クリニック あおぞら診療所墨田
pp.161-164
発行日 2014年3月1日
Published Date 2014/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102723
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小児在宅医療の拠点として
あおぞら診療所墨田が2013年12月,浅草の吾妻橋から駒形橋近くに移転した.高度な医療ケアが必要な障害や疾患をもつ子どものための,在宅医療の拠点である.訪問診療・往診が活動の基本であり,診療所の建物はスタッフステーションとしての性格が強い.診察室は訪問開始前の相談外来などを,デイルームはレスパイトのための一時預かりを想定して計画された.
医師・看護師・事務職らスタッフの机が並ぶ事務スペースは,壁にスクリーンをおろせば,そのままカンファレンスができるレイアウトである.スタッフが集まる朝にはここで,前夜の救急対応や具合の悪い患者の状態報告,当日の訪問予定などを確認,共有する.
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