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次号予告・編集後記
杉本
,
伊藤
pp.266
発行日 2011年3月15日
Published Date 2011/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101834
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特集の水原医師の原稿には、ラップ療法を行なった結果、どのように褥瘡が治癒したかのプロセス写真が多数ついていました。1週間、半月、1か月後と短期間で、なかには翌日に治癒傾向が見られるものも。創の自然治癒力をアシストするラップ療法のめざましい効果に驚きました。本当はこれらの写真もお見せしたかったのですが、誌面に限りがあり、泣く泣く断念……。ぜひ実際に試みて、ご自身の目で確かめてみてください。本号で、名残惜しくも、いくつかの連載が最終回を迎えます。ホッと一息ついて、少し立ち止まって考えさせられる連載ばかりでした。著者と読者のみなさんに感謝します。4月以降の新連載にもご期待ください。…杉本
法学と看護・介護の専門職が一緒に誤嚥事故の裁判例を読み進み、裁判官には取り上げられなかった医療との連携の必要性・介助方法の妥当性などを検討していく「裁判例を読む」。短いなかに新たな知見を忍ばせて、毎回「!」がある文章と、小人さんのイラストが和む「やすらぎアロマ」。連載を読みながら旅をして、さらに紹介された本を読んで旅をしての「読むことと旅すること」。ケアの専門職に伝えたい介護家族の切実な思いをユーモアでふんわりと包んで描いた「お母さんといっしょ」。以上、4連載と昨年12号で終了した「ほんとの出会い」をあわせて、編集者も連載から多くを学ばせていただきました。杉本に重ねて私も大感謝です。…伊藤
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