研究報告
在宅緩和ケアにおける保険外サービス供給の実態
斎藤 信也
1
,
宮脇 聡子
2
,
奥村 あすか
2
,
弘末 美佐
3
1岡山大学大学院保健学研究科
2高知女子大学大学院看護学研究科
3図南病院看護部
pp.1028-1032
発行日 2009年12月15日
Published Date 2009/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101490
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在宅緩和ケアの現場における保険外サービス提供の実態について,A県の訪問看護ステーションを対象に調査した。実施されている保険外サービスは死後の処置が大半を占め,典型と思われた外出同行などはほとんど提供がなかった。またクライアントに対して保険外サービスの説明も積極的には行なわれず,今後の事業展開として本格的に取り組む姿勢もみられなかった。
この結果は,地域性もあるとは思われるが,看護職としての職能意識がその土台にあると考えられた。
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