特集 在宅NPPVを知る
初めてのNPPV導入で心がけたこと―NPPVを在宅で導入した一症例
永井 京子
1,2
,
大塚 篤子
1,2
,
赤沼 まゆみ
1
,
後藤 由美子
1
,
今井 由香
1,3
,
下崎 美雪
1,3
,
荒川 よし子
3
,
宮前 峯子
3
,
山本 真利子
2
,
古川 寿子
1
,
石井 利明
3
,
石井 咲織
2
1訪問看護ステーションなごみ
2ねむのきクリニック
3石井医院
pp.654-658
発行日 2009年8月15日
Published Date 2009/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101393
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訪問看護ステーションなごみの紹介
訪問看護ステーションなごみ(以下,当ステーション)はさいたま市にあり,現在看護師が8名(常勤3名,非常勤5名)所属し,うち2名が介護支援専門員の資格を有している。さらに理学療法士2名を加えた計10名が,さいたま市内を中心に川口市,蕨市,戸田市の一部地域へ24時間体制で訪問している。
紹介元の9割が地域の基幹病院や在宅療養支援診療所であり,病状が不安定な患者などが5割前後を占める。そのため,連日抗生剤などの点滴が必要であったり,採血,心電図検査などを行なったりする場合もあるが,居宅でできる医療は,病状に応じて医師と相談して施行している。
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