特集 在宅NPPVを知る
在宅でのNPPV利用に対する期待
石川 悠加
1
1国立病院機構八雲病院小児科
pp.638-639
発行日 2009年8月15日
Published Date 2009/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101389
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在宅NPPVの評判
2000年以降,欧米を中心に,ICUから在宅まで,人工呼吸管理はNPPVが主流となりました。呼吸の問題を抱える患者さんは,NPPVを導入することで,換気不足による症状が消え,入院を繰り返すことも減り,QOLを低下させることなく,治療費も安くなる可能性があります。
最近,2年間の在宅気管切開人工呼吸から,希望してNPPVへ移行することができた患者さんは「介護量が半減し,QOLが倍増した」といいます。
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