特集 息苦しい療養者のQOLを高める 包括的呼吸リハビリテーション
在宅NPPV導入、患者さんが楽になる至適設定
武知 由佳子
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1医療法人社団愛友会いきいきクリニック
pp.392-393
発行日 2017年5月15日
Published Date 2017/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200698
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NPPVを必要とする呼吸不全の患者さんにとって、命に関わる院内感染やフレイルが引き起こされるリスクが伴う入院を回避して、在宅で導入することは、とても意味がある。また、入院してNPPVの導入を行なうより日常生活の場でできたほうが、患者さんにとって導入への敷居が低くなる。とくにNPPVの睡眠時の装着については、まずは患者さんのテンポで医師やクリニックの看護師、または訪問看護師や訪問PTが訪問した際に練習し、それからあらためて導入すればよいと説明するものの、在宅で導入した場合は、そのまま連日睡眠時に使用できることも多い。
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