特集 ネットワークが地域を支える
京都乙訓地域での多職種ネットワークの実践―乙訓(医師会)在宅療養手帳委員会の活動から
梅山 信
1,6
,
野々下 靖子
2
,
水黒 知行
3
,
横林 文子
4,5
,
馬本 郁男
1
,
伊与田 勲
1
1乙訓医師会
2野々下医院
3医療法人総心会長岡京病院
4横林医院
5在宅療養手帳委員会
6前在宅療養手帳委員会
pp.996-1001
発行日 2008年12月15日
Published Date 2008/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101211
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顔の見える連携のために
われわれ乙訓医師会は,1995(平成7)年より京都府の南西部,乙訓地域(向日市・長岡京市・大山崎町)において,地域医療の質の向上と顔の見える連携をモットーに,さまざまな試みを行なってきた。そのなかで,地域医療にかかわる多職種(他の専門職)とのネットワークは最重要課題でもあった。
在宅療養手帳委員会は,その名の由来である在宅療養手帳を連携の要として活用し,発展してきた。現在,この委員会は保健・医療・福祉・介護の分野で,他に類を見ない,広域にわたる現場の専門集団となり,乙訓の介護・福祉も含めた地域医療を支える重要な構成要素となっている。
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