特集 医療介護連携─地域包括ケアシステムを構築するために
地域における多職種教育—「在宅医療推進のための地域における多職種連携研修会」および「地域医療学実習」
山中 崇
1
,
松本 佳子
1
1東京大学医学部在宅医療学
pp.284-288
発行日 2016年4月1日
Published Date 2016/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210078
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●「在宅医療推進のための地域における多職種連携研修会」を開催することにより,多職種の役割を理解し,どのようなときにどの職種に相談すればよいのかを学ぶことができる.特に医師にとっては,地域には頼りになる多職種が存在し,医師一人で抱え込まなくてもよいことに気づくきっかけになっている.
●本学では医学部学生に対し,訪問診療への同行に加え,訪問看護師,医療ソーシャルワーカー,ケアマネジャーから指導を受ける地域医療学実習を実施している.また,模擬サービス担当者会議を開催し,多職種の役割を理解するように努めている.本実習を通して多職種連携の実際を知り,その意義を理解することができている.
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