シリーズ クオリティの向上を!―訪問看護の充実をめざして・2
―座談会―新人教育・管理者教育システムの支援と整備
角田 直枝
1
,
古橋 聡子
2
,
木下 由美子
3
,
山田 雅子
4
1日本訪問看護振興財団事業部
2訪問看護ステーションきょうりつ
3茨城県立医療大学保健医療学部
4聖路加看護大学看護実践開発研究センター
pp.1024-1032
発行日 2008年12月15日
Published Date 2008/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101216
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新人看護師の育成
角田 まず新人の訪問看護師をどう育成しているか,実際の取り組みをお話しいただけますか。
古橋 入職してからの教育については積極的に対策を立てているほうだと思います。技術・知識の面についてのチェック表を用いて1年間の目標を立て,その達成をチェックしています。ただこれは技術・知識的なもので,たとえば患者さんへの説明の仕方,医師や介護職との連携の仕方,接し方など,ケースを通じてしか教えられないことが多いんですね。人数が少なかったときには,ほとんど私が同行訪問して教えていたのですが,現在は各スタッフに分担してもらっています。
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