日本看護協会
会長の手帳―モチベーションを高める刺激的な職能委員会
高橋 弘枝
1
1日本看護協会 会長
pp.8-8
発行日 2024年8月20日
Published Date 2024/8/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000001633
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- 文献概要
今回は6月7日に行われた全国職能別交流集会について、まず、報告したいと思います。全国保健師交流集会は施策の動向などを踏まえ、2040年を見すえた「地域に根差した活動」のあり方をテーマに開催しました。全国助産師交流集会のテーマは、地域のニーズを踏まえた助産師の専門性の発揮でした。助産師を取り巻く状況が厳しい中においても、母子保健施策や周産期医療計画など明示されている情報を活用し、自施設での取り組みを進めるためのヒントが得られるような交流集会をめざしました。私は身が一つなので、今回主に参加できたのは全国看護師交流集会のⅠとⅡ(以下:看Ⅰ、看Ⅱ)でした。看Ⅰは約30年ぶりに初めて改定された「看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針」をテーマに、3つの講演とシンポジウムを開催。特に看護管理者が能力を発揮し、職員の生涯にわたる活躍を支え、就業継続ができる職場環境をつくることの重要性が共有されました。看Ⅱは、看Ⅱ領域における看護人材の確保と働き続けられる環境づくりをテーマに、特別講演、情報提供、パネルディスカッションで構成され、熱いディスカッションが繰り広げられました。詳細は本誌8月号特集1をご覧ください。
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