連載 ケアの方舟・7
老いとユーモア
石原 雅彦
pp.74-76
発行日 2005年1月1日
Published Date 2005/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100055
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気むずかしく几帳面な義父
パーキンソン病の義父と同居するにあたり,その病気に関する本を何冊か読んでみた。なるほど,義父の一挙手一投足を思い浮かべると,そこに書かれている症状の実例と一致するので理解しやすい。
感心したり,驚いたり,落胆したりする中で,「おやっ?」と思う記述があった。「パーキンソン病の患者にはえも言われないユーモアを感じることがある」というのだ。
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