特集 小児の在宅生活を支援する
在宅生活を支える訪問看護のあり方を考える―人工呼吸器使用中の子どもの支援から
鈴木 真知子
1
1日本赤十字広島看護大学
pp.139-148
発行日 2006年2月1日
Published Date 2006/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100024
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小児の在宅支援へのかかわり
重症児の7割が在宅に
近年,小児科学や周産期医療の進歩により,従来であれば助からなかった子どもの命が救われるようになりました。その一方,障害の重度化・重複化の傾向が認められ,重症心身障害児(以下,重症児)の数が増加しています。
こうした重症児の約7割が在宅で生活を送っており,在宅重症児の2/3以上が18歳未満といわれています1)。
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