特集 ケアの質を支える記録
カウンターサインシステムによる記録の実際
中島 弘二
1
,
岡村 一博
1
,
松島 直己
,
福間 智恵子
,
佐藤 紀美江
1岡村一心堂病院
pp.591-597
発行日 2001年8月10日
Published Date 2001/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686902065
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カウンターサインシステムの理念と進化の方向
医療の質,効率,安全性を高め維持するためには分担医療でなくチーム医療が必要である。岡村一心堂病院では,「一心」の名のもとに,13年前の開設時よりチーム医療を基本方針としてきた。1年前より,さらにそれを推進し,かつ開示に耐えられる診療録を目指して,全職員の入院患者記録を統合してカウンターサインシステムをとり入れたことは,すでに本誌で紹介した1)。
本稿では,その後の進展と記録の実際について紹介する。
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