「社会全体で老人をサポートしていくような体制作りを」

　東京都立医療技術短期大学が発足してから2年目．短大の特徴は‘地域社会に開かれた大学’をめざしていることと‘医療技術短大教員養成講座’をもって専任教官をおき1年コースの看護教育者養成も行っていること．賀集先生は看護学科長として教育・研究体制を軌道にのせるためのさまざまな努力をしている．

　‘東京都の保健大学構想から急遽短期大学になったことや，学生の4年制大学指向，実習施設の問題など課題はたくさんになりますが，都立の短大として，質の高い教育をし，特徴ある大学にしていくために，当面看護教官ががんばっていくしかないですね’