実践報告
看護の質向上のためのシステム構築―日常生活行動援助シートと看護計画システム
大岡 裕子
1
,
浅野 水器子
1
1徳島大学医学部附属病院看護部
pp.290-297
発行日 1998年4月10日
Published Date 1998/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900808
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1994年,「21世紀に向けての良質かつ適切な医療を確保する」目的で,診療報酬要領が改定された.その結果,看護する側にとっても,新看護体系の創設や付添い看護の解消など,従来に比べてより大きな変革がもたらされる事態となった.
当院においても,1995年4月,病棟および外来の運営の一体化が開始され,以降,8月より夜間勤務等看護加算,12月より15対1看護補助料へと,漸次算定可能な看護体制に対する指針が打ち出されてきた.このような医療環境の変化に伴って,看護の内容に関しても,よりレベルの高いケアを提供すべき責務が生じてきている.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.