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第1回日本看護医療学会学術集会 会長講演
アレルギー看護からケアシステムの構築へ
Reflection of Nursing and Health Care System for patients with allergies
石黒 彩子
1
Ayako Ishiguro
1
1名古屋大学医学部保健学科看護学専攻
1Nagoya University School of Health Sciences
pp.27-31
発行日 1999年12月25日
Published Date 1999/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7009200134
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わが国の喘息患者数は1970年(59×1,000/日)から1996年までに約3倍(165×1,000/日)に増加している1)。これは医療機関への受療率、入院回数のみならず医療費も増えたことを意味する。この背景にはわが国の保健医療の整備に伴う医療の受けやすさもあるが、何といっても喘息になりやすい環境があげられるのではないだろうか。これまでに取り組んできたアレルギー看護の中から喘息児の環境調整、自己管理指導、母親の看護、心の問題への対応を中心に、どのような職種の方々と協働してきたかを述べ、現状における問題点を見い出したい。
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