特集 新しい時代の看護と情報
看護システムの構築に携わって
山崎 かずよ
1
,
時任 真代
1
,
小田原 涼子
1
,
田中 律子
1
1鹿児島大学医学部附属病院看護部
pp.1075-1082
発行日 1990年11月1日
Published Date 1990/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900254
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
●編集室より
前出の宇都由美子氏の論文(p.1069-74)にあるように,鹿児島大学医学部附属病院の看護情報システムは,総合病院情報システムのサブシステムとして開発された.看護情報の体系化を図る目的で始まったこの研究は,1986年4月から看護システムワーキンググループ(WG)による検討から開始され,看護度と患者状態項目に関する検討を進めてきた.
本年3月にその研究がまとまり,このほどその成果を収めた「鹿児島大学看護情報分類集」が公表された.700ページを超えるこの『分類集』は,看護度の科学的評価基準の1つの試みであり,そのデータは鹿児島大学医学部附属病院のコンピュータに蓄積されたものを基にしている.
Copyright © 1990, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.