特集 管理実践に役立つ研究
看護大学の研修員としての学び―研究のプロセスを通して科学的看護管理を
佐藤 貴美子
1
1横浜市立大学医学部附属病院看護部
pp.812-816
発行日 1997年11月10日
Published Date 1997/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900574
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はじめに
ここ数年,看護職の副院長が誕生するなど,看護部は病院組織運営の意思決定に重要な役割を果たしている.病院組織の中では看護部に最も多くの職員が所属しており,看護単位を運営する婦長は,他部門と調整を行ないながら,看護部の要として看護ケアの質の向上,看護職員の育成等,重要な業務を遂行している.
私は1990(平成2)年度に婦長に昇任し4年間病棟婦長を経験した後,行政に異動となり,看護担当として2年間勤務した.そしてその後,1年間,兵庫県立看護大学の研修員として学ぶ機会が与えられた.
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