特集 阪神・淡路大震災から1年―看護界の対応をみる
学生とともに震災を乗りこえて
財津 秀子
1
,
猪俣 サダ子
1
,
久保田 芳子
1
1兵庫県立厚生専門学院
pp.158-165
発行日 1996年3月10日
Published Date 1996/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900461
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はじめに
阪神・淡路大震災から1年,本学院でも1名の卒業間近の3年生を亡くし,学生寮が全壊となった.この現状で最大限よい状態で看護教育に携わるよう,教員一同努力してきた.今回,この1年の震災直後の教育,復旧途上の教育を振り返る機会を得た.これからの看護教育,災害時の対応の参考になればと考える.
本学院は,兵庫県の東南端で大阪市に隣接する尼崎市にある.31年の歴史をもつ県立の専修学校で,3年課程(1部),2年課程定時制(2部)の2課程を併設している.
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