特集 固定チームナーシング(継続受持ち方式)の展開―固定チームナーシング研究会第2回研究集会より
[ポスターセッション]
3.チーム目標の設定とチーム活動
工藤 好子
1
1兵庫県立塚口病院看護部
pp.92-95
発行日 1996年2月10日
Published Date 1996/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900457
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私が勤務している小児病棟は,固定チームナーシングを導入して19年目になる.導入したのは,私が勤務する以前のことなので,当病棟に就職して以来,私は当たり前のこととしてこの方法を受けとめ,チーム活動を続けてきた.振り返ると,先輩から育てられたという実感がある.先輩ナースをモデルにして,メンバーやリーダーとしての動き方,カンファレンスの進め方,医師とのコンタクトのとり方などからストレスの発散方法まで,数多くのことを学んできた.そしてリーダーの立場に立った今は,看護という職業を愛し,やる気のある後輩を育てたいと思い,試行錯誤しながらスタッフ教育に関わっている.
病棟の概要は表1のとおりである.
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