Japanese
English
誌上シンポジウム 骨粗鬆症に対する治療戦略
骨粗鬆症の治療目標の設定
The Setting of the Treatment Target of Osteoporosis
宗圓 聰
1
Satoshi SOEN
1
1近畿大学医学部奈良病院整形外科・リウマチ科
1Department of Orthopaedic Surgery and Rheumatology, Nara Hospital, Kinki University School of Medicine
キーワード:
骨粗鬆症
,
osteoporosis
,
治療目標
,
treatment target
,
休薬
,
drug holiday
Keyword:
骨粗鬆症
,
osteoporosis
,
治療目標
,
treatment target
,
休薬
,
drug holiday
pp.797-802
発行日 2014年9月25日
Published Date 2014/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408103153
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骨折リスクが増大している患者に対しては骨粗鬆症治療薬の投与を長期に継続する必要があるが,長期使用時の有害事象と関連して,骨粗鬆症治療薬の最適な使用期間の設定や一定期間の治療後の休薬を考慮することが提唱されており,休薬に関する基準も複数提唱されている.
一方,最近では,骨粗鬆症管理に治療目標を設定するという,さらなる戦略を包含することが提唱されるとともに,treat-to-target戦略も提唱された.現在,骨粗鬆症の治療目標や治療ターゲットを確立することの実現可能性を探るためのタスクフォースにおいて議論されている.
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