特集 事業の目標設定と評価—日常活動のモヤモヤから抜け出すために
保健婦の活動の評価と目標設定をどこにおくか
鳥海 房枝
1
1東京都北区衛生部
pp.442-445
発行日 1994年6月10日
Published Date 1994/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900939
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はじめに
保健婦が関わっている多くの事業は法律に基づくものである。そのため,新たな法が成立し施行されると,“上からおりてきた仕事”として開始することがある。本来,新たに事業を開始する場合は,これまでの業務との調整をした上で,その地域における具体的目標と,そこに保健婦が関わる意義などが明らかにされなければならない。
例えば,老人保健法に基づく各種健診事業に関わる時間は,保健婦の総活動時間に大きな割合を占めるようになっている。これらの時間は,以前はどのような活動に費やしていたものをまわしているのだろうか。
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