看護管理 看護サービス管理
看護記録の改善について
志摩 芳子
1
,
小山 玲子
2
,
藤田 邦子
3
,
飯尾 能里枝
4
,
大久保 幸子
5
,
渡邊 照代
6
,
梶原 早苗
7
,
石谷 須美子
8
,
宮崎 晴子
9
,
山地 俊子
10
,
高畑 壽代
11
,
大林 一美
12
,
氏家 達子
13
1国立善通寺病院看護部
2国立高知病院
3国立病院四国がんセンター看護部
4国立療養所徳島病院看護部
5国立療養所東徳島病院看護部
6国立療養所高松病院
7国立療養所西香川病院
8国立療養所香川小児病院看護部
9国立療養所愛媛病院看護部
10国立療養所南愛媛病院
11国立療養所東高知病院
12国立療養所大島青松園
13四国地方医務支局看護専門
pp.108-112
発行日 1994年3月15日
Published Date 1994/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900227
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はじめに
看護記録は,個別性のある看護を継続して提供するための重要な情報源であり,看護の質の向上にも欠かすことができない.しかし,現状では看護記録に十分な時間がとれない,あるいは反対に記録に要する時間が多くてベッドサイドに行く時間が少なくなるというジレンマを,看護管理に携わる者誰もがもっている.看護記録の質と量がどうあるべきか,それはとりも直さず申し送り等,すべての業務改善の要になるとも思われる.厚生省の看護業務見直し改善のモデル事業内容にも看護記録の簡素化が含まれており,看護記録の改善は今日的課題と言える.
そこで,国立病院・療養所における看護に関する記録の実態調査を行ない,看護業務改善の一端としてその方向性を探ってみた.
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