研究と報告
入院患者の日常生活援助をチェツクアップ
高須賀 久美子
1
,
山本 美保
1
,
宮岡 由美
1
,
大成 まゆみ
1
,
白石 美鈴
1
,
仙波 千恵子
1
,
渡邊 照代
2
,
宮崎 晴子
2
1国立療養所愛媛病院第3病棟
2国立療養所愛媛病院看護部
pp.895-899
発行日 1990年9月1日
Published Date 1990/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900212
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はじめに
患者は,入院によって慣れ親しんだ家庭生活から引き離され,集団生活や規則によって日常生活のリズムが異なってくる.当病棟の入院患者からも日常生活に対する不満,不便さを耳にすることがある.
そこで,患者が家庭生活に近い病院生活を送るためには,どのような援助をしたらよいのか.その基礎資料とするために,生活の基本となる食事・排泄・睡眠・清潔について,調査を行ない,性・年代・入院期間・診療科目について分析を行なった.
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