活動報告
訪問記録の改善とその考察
池田 行子
1
,
中峯 由美子
2
,
和田 良子
3
,
有地 定子
4
,
中田 レイ
4
,
黒坂 恵子
5
,
東郷 絹江
6
,
森 純子
7
,
野崎 幸
1徳島県阿南保健所
2徳島県徳島保健所
3徳島県立看護専門学校
4徳島県穴吹保健所
5徳島県厚生部医務課
6徳島県鳴門保健所
7徳島県小松島保健所
pp.776-782
発行日 1979年10月10日
Published Date 1979/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206177
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I.はじめに
私達は,保健所へ就職して3〜5年を過ぎたころ,今,自分達が実践している保健婦活動は,地域住民の要望にこたえているのか,その目的には誤りはないか,もう一度考えなおそうという動機から勉強会をつくった。未熟者のメンバーであることから,会の名称を"未熟児会"とし,毎月1回集まることとした。(昭46年発足)
当初2〜3年の間は,文献学習,事例研究等で業務の評価を行っていた。が,この会を積み重ねるうちに,現在使用されている記録では,事例のもつ問題,その背景等が把握し難く,いちいち受け持ちの保健婦に情報を聞かなければわからない不便さがあることに気づき,行った援助活動の実際が把握でき,それを評価し,次回計画の資料となる記録の改善を試みたので,以下報告する。
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