研究・調査・実践
婦長を補佐するってどうすること?―看護管理研修受講生の実践報告
畑尾 明美
1
,
中村 朱美
2
1香川県看護協会
2高松赤十字病院外科病棟係
pp.193-198
発行日 1993年5月15日
Published Date 1993/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900169
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「限られた資源や厳しい医療経済のもとで,質の高い看護を効率的に提供するには,看護管理者のマネージメント能力とリーダーシップが重要な鍵となる」と言われているが,日本看護協会ではそのための研修を早くから行なっている.そして,1992(平成4)年度の総会において「看護管理者資格認定制度」案が提出され承認された.
当県支部も,1982(昭和57)年度から看護管理研修を教育計画の中に位置づけ,当初は年間1回1日程度の研修内容ではあるが実施していた.1990年(平成2)年度からは対象を主任クラスと婦長クラスに分け,Part Ⅰ,Part Ⅱとしてそれぞれ4日間と2日間の研修を行なっている.しかしこれらの研修を受けた人たちが,それを実践の場でどのように生かしているのかは明らかでなかった.
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