研究・調査・実践 看護ケアの質の測定用具の開発・1
看護ケアの質を構成する因子の検討
看護QA研究会
pp.188-192
発行日 1993年5月15日
Published Date 1993/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900168
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はじめに
医療技術の進歩,人口の高齢化等に伴う慢性疾患の増大とともに,医療も単に救命・延命を目的とすることから,医療を受ける人の生活の質を問う時代にきている.すなわちキュア中心の医療からケア中心の医療へと思考の転換を求められている.
また,国民の権利意識の高揚にともない,医療を受ける側から医療サービス全般に対する評価の機運が高まっている.このような医療分野の動きの中で,看護にはその提供するケアの効果や質を測定,評価して,より質の高いケアとはどのようなものなのか明らかにしていくことが求められている.
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