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病棟の構成計画(Ⅲ)—看護単位の構成
小川 健比子
1
1厚生省病院管理研究所建築設備部
pp.33-35
発行日 1963年1月1日
Published Date 1963/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202033
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病棟内の看護婦は,その各種なる業務を遂行するために,終始各室間を往復しているわけであるが,その各室配置の不合理なために知らない内に余計な距離を歩行し,労力を消耗し,貴重な勤務時間を無駄に費し,従って限られた約8時間の勤務時間内での,患者に対するサービスが,それだけ削減された状態を呈している場合が多い。
ここに調査した,A病院とB病院とにおいても,その線にもれず,あるいは看護婦自身は,大変調子良く動いている様に感じている様な場合でも,その労力の徒費は実は軽視できないものがあった。
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