コンフリクト・マネジメント・2

　前回の「コンフリクト・マネジメント・1」^1）ではまず，ご自身のコンフリクト・スタイルを特定していただきました。本稿ではいよいよ，明日から使える具体的なコンフリクト・マネジメントの手法をご紹介していきます。

　中でも本稿では，当事者として摩擦や対立を解決するケースと，第三者として部下や他者同士の摩擦や対立を収めるケースにおける望ましい手法について取り上げます。その他，さまざまな文脈でのコンフリクト・マネジメントの解説は別稿に譲りますが，まずはおそらく頻度の高いであろう上記ケースをマスターすることで，安定感のあるリーダーシップを発揮していただければ幸いです。