特集 【2号連続特集】どうする? どうなる? 2021年の継続教育計画 ウィズコロナ時代の人材育成を考える
—【実践報告】静岡県立こども病院の取り組み—COVID-19の2020年度の人材育成への影響とそれを踏まえた2021年度の新規採用者教育計画の検討
佐野 和枝
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1静岡県立こども病院 看護部
pp.1074-1076
発行日 2020年12月10日
Published Date 2020/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201735
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当院の概要
静岡県立こども病院(表:以下,当院)は開院41年目を迎え,地方独立行政法人に移行してから10年が過ぎた。開院設立時の目標である「難治性の病気を持つ子どもたちに質の高い医療を提供し,地域医療水準を向上する」に加えて,近年では「救急医療」「こころの医療」,そして今年からは,治療を必要とした子どもたちが成人していく過程を支援する「移行期医療」も加わり,29診療科・看護・多職種がチームとして,子どもたちの全ての健康上の問題に対応している。
また,高度な医療を実践すると同時に人材育成も大きな使命と考え,医師,看護師をはじめとした全ての専門職を,小児医療のスペシャリストとして養成することを目指している。
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