特集 【2号連続特集】どうする? どうなる? 2021年の継続教育計画 ウィズコロナ時代の人材育成を考える
—【実践報告】市立豊中病院の取り組み—集合研修を基盤にeラーニングを有効活用したブレンド型教育の実現—COVID-19への対応を契機に
木本 正美
1
1市立豊中病院看護部
pp.1077-1079
発行日 2020年12月10日
Published Date 2020/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201736
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COVID-19のへの対応
市立豊中病院(以下,当院:表1)は,大阪市北部と隣接する豊中市が運営する急性期病院である。第二種感染症指定医療機関として,新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19)患者の受け入れを行っている。具体的には,大阪府の要請を受け,2020年2月22日にクルーズ船(ダイヤモンド・プリンセス号)内で発症した患者の受け入れが始まり,以後,軽症・中等症患者の受け入れ施設として病床確保に努める傍ら,発熱外来の立ち上げや,帰国者・接触者外来の対応を担っている。
患者の受け入れに当たっては,感染症病棟で働く看護職員の確保等のために,一般病棟を一時的に最大4病棟閉鎖し,患者の入院治療体制の整備を行った。
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