Laboratory Practice 〈診療支援〉
都立病院の公社化に伴う新規採用者教育について
長谷川 勝美
1,2
1東京都保健医療公社荏原病院検査科
2東京都病院経営本部荏原病院
pp.1365-1367
発行日 2007年11月1日
Published Date 2007/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543101920
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はじめに
東京都は,2001年12月に都立病院改革マスタープランを策定した.これに伴い,2004年度に大久保病院,2005年度は多摩老人医療センター(現・多摩北部医療センター),2006年度には荏原病院が順次公社化され,現在は5病院を東京都保健医療公社が運営している.
公社への移管は,従来から勤務している職員が都の派遣職員として残り,公社採用の固有職員を教育し,全業務を3年間で引き継ぐ予定で進んでいる.
本稿では,移管開始後の1年をふり返り,われわれが新規採用者に行った教育について,問題点や成果をまとめた.また,教育中に新人たち中心に作り上げた「当直サポートシステム」についても紹介する.
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