書評
固定チームナーシング—責任と継続性のある看護のために 第4版
小澤 知子
1
1東京医療保健大学医療保健学部看護学科
pp.947
発行日 2020年10月10日
Published Date 2020/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201698
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多くの課題が山積する今だからこそ活用したい固定チームナーシング
固定チームナーシングは看護提供方式の1つです。その特徴は,チームという小集団をリソースとして,施設の理念・目標から看護部そして病棟の目標,さらにはチームの目標へと連関させながらPDCAサイクルを繰り返していくところです。このシステムは,看護実践者としての思考過程,そして看護管理者としてのマネジメントシステムと非常に似ており,とてもなじみがあります。
本書の冒頭では,初版(1999年)からこのたびの第4版までの序文が掲載されており,20年という時の中で,時代に応じて進化してきた固定チームナーシングへの著者の熱い思いに触れることができます。
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