特集 スタッフの自律的な成長を促す1on1ミーティング 「経験学習」を日常化する人財育成の仕組み
—誌上ケースで考える—“スタッフのための”1on1ミーティング
本間 浩輔
1,2,3,4
1ヤフー株式会社 コーポレート統括本部
2Zホールディングス株式会社
3立教大学大学院経営学専攻リーダーシップ開発コース
4法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科
pp.904-908
発行日 2020年10月10日
Published Date 2020/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201690
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ここでは,1on1ミーティング(以下,1on1)を「スタッフのための時間」にするとはどういうことなのか,スタッフが十分に話し,スタッフ自身が答えを見つけるために,上司はどのような支援をするべきかについて, 具体的なケースをもとに考えていきたいと思います。ケース❶と❷は「A看護師長とBチームリーダーの1on1」,ケース❸と❹は「E看護師長とFプリセプターの1on1」です。どちらも同じような内容を話しているように見えますが,「スタッフのための時間」になっているかどうかという点で,大きな違いがあります。それぞれを読み比べて,どこが違うのか,考えてみてください。
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