連載 個人の進化と組織の活性化をもたらす ナラティヴプラクティス・2
看護実践について語り合った“成果”を捉える—看護職者に立ち現われた成果
福田 敦子
1
,
紙野 雪香
2
,
髙橋 清子
3
,
森岡 正芳
4
1神戸大学大学院保健学研究科
2大阪府立大学大学院看護学研究科
3千里金蘭大学看護学部
4立命館大学総合心理学部
pp.558-561
発行日 2019年6月10日
Published Date 2019/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201316
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はじめに
前回は,「看護実践を語り合う時空間の創造」と題し,ナラティヴプラクティスの内容について述べました。
安心・安全が保障された自由な時空間で看護実践について語り合ったことが,看護職者にどのような成果をもたらしたのでしょうか。ナラティヴプラクティスに参加した看護職者の「個人の進化」さらには「組織の活性化」とは“具体的にはどのようなことか”—この内容は次号以降に述べるとして,今回は,ナラティヴプラクティスに参加した看護職者たちの成果をどのように捉えていけばよいかをお伝えしていきます。ナラティヴに「評価」はなじまないということをここでお伝えできければと思います。
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