特集 「看護研究」を問い直す “現場主体の質改善”を目指すマネジメント
事例紹介
サーベイランスデータを「見える化」し,部署の改善活動を支援する
中根 香織
1
1昭和大学病院感染管理部門
pp.247-251
発行日 2019年3月10日
Published Date 2019/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201229
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サーベイランス(コラム1)とは感染症の発生数を数え,その感染対策のプロセスを評価し,改善できる人たちにフィードバックする医療の質の改善活動です。フィードバックは,誰が見ても何をすべきかが分かるデータの示し方と改善方法の提案が重要です。管理者や感染リンクナースが活動の指標とできるアウトカムデータとプロセスデータの両方を「見える化」して継続的にフィードバックすること,自部署の目標値設定を促し,改善活動の支援を行った事例について紹介します。
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