連載 人生の終わりの日々のケアを訪ねて・8
「積極治療はしない」の後は……?—人間的なつきあいと模索を許容する看護管理
村上 紀美子
pp.738
発行日 2018年8月10日
Published Date 2018/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201058
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人生の最終段階について患者さん・家族と話し合う意思決定支援が広がっています。この人にとってのベストは治療をすることなのか,もう治療はしないで過ごすのか,揺れる気持ちに寄り添いながら……。
そして「積極治療はしない」と決めた患者さんへのケアは?「病室に医師や看護師の足が向きにくくなる」という声も聞こえます。今回は「逆に足しげく訪室して,この患者さんがその人らしく過ごせるには何ができるのか,考えましたよ」という典子さんのケアを紹介しましょう。
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